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【レザークラフト】『立ちクリップ』とは?その使い方と活用法

【レザークラフト】『立ちクリップ』とは?その使い方と活用法 レザークラフト
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レザークラフトにおいて、正確なけがき・カットをするために、型紙と革パーツを一時的に固定する作業は、精度が求められる工程です。その際に便利なツールが『立ちクリップ』です。この記事では、『立ちクリップ』がどのような道具であり、レザークラフトでどのように活用できるのかを詳しくご紹介します。

『立ちクリップ』とは?

『立ちクリップ』は「断裁用クリップ」とも呼ばれ、通常のクリップと違って、自立できるのが特徴です。作業台に置いたまま安定して使え、さらに力を加えた状態でしっかりと固定できるため、簡単に外れることがありません。パーツを挟む際のズレが少なく、柔らかい素材や薄い革をカットする作業にとても便利です。

『立ちクリップ』の使用方法

・型紙と革を『立ちクリップ』にセットします。

『立ちクリップ』に型紙と革を挟む

・弓状のバネの中央を押し下げると力が加わった状態でロックされます。

弓状バネの中央を押し下げる

・ロックを解除する場合は、後ろのレバーを引き上げればバネが外れます。

後ろのレバーを引き上げる

『立ちクリップ』の具体的な使用例

レザークラフトにおける『立ちクリップ』の具体的な使用例として、次のような場面が挙げられます。

けがき

複雑な形状のデザインをけがく際、型紙と革がズレないよう固定するために使用します。手で型紙を押さえながら作業すると、手が疲れたり、力が抜けてズレたりすることがあるため、『立ちクリップ』を使うと安定して作業できます。

『立ちクリップ』使用例:けがき

カット

シンプルな形状のデザインであれば、けがき作業を省いて、直接カットすることができます。また、薄い革を重ねて一度に切ることも可能です。複数枚の革を断裁する際は革がズレやすいため、正確なカットが難しくなりますが、『立ちクリップ』で革をしっかり固定するとズレを防ぎ、きれいにカットすることができます。

『立ちクリップ』使用例:カット

接着時の押さえ

以前は「目玉クリップ」などで接着部分を固定していましたが、押さえる面積が小さく、外れてしまうことがありました。

今までの接着押さえ
以前は「目玉クリップ」を使用

しかし、『立ちクリップ』を使い始めてからは、ホールド力が強く、接着剤が乾く間もズレる心配がなくなり、安心して使用できるようになりました。

『立ちクリップ』使用例:接着

『立ちクリップ』を使うメリット

作業の安定性

クリップが自立するため、挟んだまま作業が進められます。両手が自由になり、より細かい作業や力のいる作業を安定して進めることができます。

しっかり固定

けがきやカット、接着作業の際に、パーツをしっかりと固定できるため、ズレを発生させることなく作業ができ、精度も向上します。

厚みに合わせて調整可能

革の厚さや重ねる枚数によってクリップの高さが調整できるため、薄い革から厚い革までしっかりと固定できます。通常のクリップを使うと、薄い革は強く締め付けられて跡がつきやすく、逆に厚い革はしっかり固定できないことがあります。しかし、高さ調整ができる『立ちクリップ』なら、適切な力で革を固定できるため、跡もつきにくいです。

まとめ

レザークラフトにおいて、『立ちクリップ』はぜひ揃えておきたいツールの一つです。
このクリップを使うことで、両手が自由になり、細かい作業や力が必要な作業を効率的に進めることができるのは大きなメリットです。
また、複数枚のパーツや大きなパーツを固定する際には、複数のクリップを使うことで、作業効率が大幅に向上します。
ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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