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「NTTファイナンス」を名乗る国際電話にご注意!詐欺の手口と対策方法

「NTTファイナンス」を名乗る国際電話にご注意!詐欺の手口と対策方法 防犯・防災
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先日、「NTTファイナンス」を名乗る不審な着信がありました。留守番電話には、自動音声で次のようなメッセージが残されていました。「NTTファイナンスより重要なお知らせです。現在ご利用中の電話回線にて未納料金が発生しているため法的措置へ移行いたします。オペレーターへおつなぎする場合は1を押してください。」といった内容です。
このような電話は詐欺である可能性が非常に高いため、十分注意が必要です。

「NTTファイナンス」とは?

「NTTファイナンス株式会社」は実在する企業で、NTTグループの一員として、通信サービスに関連する請求・回収業務を担当しています。具体的には、NTT東日本、NTT西日本、NTTコミュニケーションズ、NTTドコモなどの通信サービスの料金請求や、クレジットカードの発行、アカウンティングサービスなどを提供しています。
【NTTファイナンス株式会社】

不審な電話で注意するポイント

では、不審な電話がかかってきたら、どのような点に注意すべきでしょうか。

国際電話からの着信

今回、【+86 〇〇〇 △△△△ ××××】という番号から着信がありました。「+86」は中国本土の国番号です。日本の通信事業の企業体(NTTグループ)の一員である「NTTファイナンス」がわざわざ国際電話を使用して連絡してくるというのは考えにくいですよね。

中国本土から着信
中国本土から着信

焦らせる内容

法的措置へ移行いたします」といった対応を急かす内容の連絡は、典型的な詐欺の常套手段です。相手は、あなたを焦らせて冷静な判断を失わせようと、時間的なプレッシャーをかけてきます。このような状況に直面したときは、まずは冷静になり、慌てずに対応することが重要です。
 

不審な電話がかかってきた場合

応答しない

知らない番号や非通知の電話がかかってきた場合、まずは応答しないことが最も安全です。
もし怪しい番号から何度も電話がかかってくるようであれば、着信拒否などの対策をしましょう。

着信拒否などの対策をする
着信拒否などの対策をする

すぐに電話を切る

万が一、知らない番号からの電話に出てしまった場合でも、不審に思えたら、話の途中でもすぐに電話を切ることが大切です。詐欺の電話では、個人情報や金銭を引き出そうとすることが目的です。相手が急かしたり、必要以上にプライベートな情報を尋ねたりする場合は特に注意が必要です。そのような場合、何も答えず、冷静に速やかに電話を切りましょう。

折り返さない

知らない番号からの着信が履歴に残っていた場合、折り返しの電話は絶対にしないようにしましょう。相手が不明な番号や非通知である場合、または留守番電話のメッセージに不審な点がある場合、折り返してしまうことで詐欺に巻き込まれるリスクが高まります。もし、相手からの電話が本当に重要なものであれば、公式な連絡手段を通じて再度確認することができます。冷静に対応し、安易に折り返し電話をしないことが重要です。

留守番電話のメッセージに不審な点がある場合、折り返さない

注意喚起

不審な電話が掛かってきた場合、その内容や相手の番号などの情報を家族や友人、または信頼できる人と共有し、注意喚起をしましょう。詐欺の手口はさまざまで、誰かと情報を共有することで、冷静に対応できるだけでなく、他の人が同じような状況に遭遇した場合に注意を促すことができます。また、必要に応じて、警察などの公的機関に相談し、アドバイスを受けることも重要です。
 

まとめ

不審な電話がかかってきた場合、冷静に対応することが最も重要です。「NTTファイナンス」などの実在する企業名を名乗る電話であっても、国際電話や非通知で連絡が来ることはありませんし、未払金をギフトカードなどの電子マネーで支払わせようとすることも決してありません。
 
このような電話がかかってきた場合、知らない番号や非通知の電話には応答しないようにし、もし出てしまった場合でも、不審に思ったらすぐに電話を切りましょう折り返し電話をすることは避け、相手からの連絡が本当に重要なものであれば、公式な手段で再確認してください。また、電話内容や相手の番号を家族や友人と共有し、注意喚起を行うことも大切です。
不安を感じたら、警察や信頼できる機関に相談することをおススメします。

※ NTTファイナンスからも注意喚起がされています。
【NTTファイナンスを名乗る架空料金請求詐欺にご注意ください!】

このブログが、皆さんが不審電話に対して注意を払い、安全を守るための参考になれば嬉しく思います。

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