防災グッズの中でも、懐中電灯(フラッシュライト)は必須アイテムの一つです。停電や災害時、暗闇の中で行動するには明かりが不可欠です。特に最近では、モバイルバッテリー機能を備えた懐中電灯が注目されています。今回は、その中でも『LED懐中電灯 1670-160』をレビューします。この製品の特徴や良かった点(メリット)・気になった点(デメリット)をまとめましたので、参考にしていただければと思います。
『LED懐中電灯 1670-160』の特徴
この『LED懐中電灯 1670-160』は、手にしっかり持てる少し大きめのサイズと重量感があります。LEDは非常に明るく、照射範囲も調整できるので、広い範囲も狭い範囲も自在に照らすことができます。また、側面にはCOBライトがあり、置き型のライトとしても使用できます。さらに、モバイルバッテリー機能も搭載しており、スマートフォンなどの充電に便利です。特に、キャンプや災害時など、電源が確保できない状況でその能力を発揮します。
良かった点(メリット)
シンプルな操作
側面のスイッチ1つでモードの切り替えができるので、操作は非常にシンプルです。
- スイッチを押すとメインライトのモードが切り替わります。
【強モード】⇒【弱モード】⇒【点滅モード】⇒【消灯】 - スイッチをダブルクリックすると側面にあるCOBライトのモードが切り替わります
【強モード】⇒【弱モード】⇒【赤色点灯モード】⇒【赤色点滅モード】⇒【消灯】
また、どのモードからも長押しすることで消灯します。
モバイルバッテリー機能
緊急時にスマートフォンなどを充電できるモバイルバッテリー機能が非常に便利です。付属のバッテリーには5000mAhの容量があるので、十分な充電が可能です。
外部機器を本体のUSB(Type-A)に接続することで、給電することができます。
3種類のバッテリーが使用可能
26650、18650、単4形の3種類のバッテリーに対応しています。
付属のバッテリーは26650タイプで、そのまま使用することができます。
18650タイプのバッテリーは、26650タイプよりも細いため、スペーサーが必要です。
単4形乾電池(3本)には、変換アダプターとスペーサーを組み合わせて使用します。
特に単4形の乾電池は一般的で、どこでも手に入れやすいため、バッテリーが切れた時にもすぐに交換できるので非常に便利です。
気になった点(デメリット)
付属の26650バッテリー
付属の26650バッテリーは長さが65mm程度しかなく、保護回路が付いていない可能性が高いです。
保護回路無しのバッテリーであれば、誤った扱い方をすると、バッテリーが膨張したり、発熱や発火の可能性があります。念のため、保護回路付きのバッテリーに交換した方がいいかもしれません。
レンズが厚い
レンズに厚みがある為、ベゼルとの高さの違いがほとんどありません。ちょっとした凹凸にぶつけたり、落としたりすると、レンズが破損する恐れがあります。
側面のスイッチ
側面のスイッチは押しやすくて使い勝手はよいのですが、カバンの中などで誤ってに押されてしまうことがあります。カバンの中で誤ってライトが点灯すると発熱が心配なので、ケースに入れて持ち運ぶなどの対策が必要です。
まとめ
今回紹介した『LED懐中電灯 1670-160』は、キャンプや災害時などで非常に役立つ多機能な懐中電灯です。明るいLED、調整可能な照射範囲、COBライトによる置き型の使用、そしてモバイルバッテリー機能といった多彩な特徴を備えています。また、操作もシンプルで、複数のバッテリーに対応しているため、様々な状況に対応できるのが大きな魅力です。
一方で、付属バッテリーの安全性や、厚みのあるレンズ、意図せず操作されやすい側面スイッチといった点には注意が必要です。特に、より安全性を高めるためには、バッテリーを保護回路付きのものに交換するのがいいかもしれません。
総合的には、コストパフォーマンスが非常に優れており、多機能で使い勝手も良い防災アイテムです。ぜひ一つ持っておくことをおすすめします。
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