我が家には爪切りを嫌がる猫がいます。3匹の猫を飼っているのですが、そのうちの一番年上の長ニャン猫の「マサムネ」だけが爪切りが苦手で、「爪切り」を見ただけで逃げ回るほどです。そこで、寝ている間にこっそり爪を切ったり、マスクで顔を隠す猫グッズを試してみたり、様々な方法を試してきましたが、なかなかうまくいきませんでした。
今回、「bibi Nyan(ビビニャン)」を使用してみたところ、一番手軽だったので紹介したいと思います。
こちらの記事ににゃんず(三兄弟)の顔写真を載せています↓
「bibi Nyan(ビビニャン)」とは
「bibi Nyan(ビビニャン)」は、猫が本能的に爪をとぐ習性を活かして、自然に爪を削って短くすることができるよう設計された新しい発想の「爪とぎ」です。
また、使用している素材にもこだわっており、外箱と爪とぎ部分にはリサイクル紙を使用し、接着剤には無害なものを採用しています。さらに、ヤスリ部分には天然素材を使い、クッション材には生体毒性のない素材を使用しています。環境にも猫にも優しい製品となっています。
構造
「bibi Nyan(ビビニャン)」には10枚のヤスリが配置されています。猫が爪とぎをすると、爪とぎボードに取り付けられたヤスリに爪が当たることで、自然に爪が削れる構造になっています。
ヤスリには柔らかいクッションがあり、爪にかかる力を和らげながら少しずつ爪を削る仕組みなので安心です。
1カ月試した結果
「bibi Nyan(ビビニャン)」を試す前はかなり鋭い爪でしたが、約1カ月使用してみた結果、いい感じに削れていました。
我が家の「マサムネ」の場合、前足のすべての爪がうまく削れていました!
良かった点
ストレス軽減
猫にストレスを感じさせることなく、また、飼い主にとっても、爪切りを嫌がる猫に引っかかれたりしないので、安全に爪を短くすることができます。
簡単
設置するだけ。あとは猫が自ら爪をといでくれるのを待つだけなので、とても手軽で簡単です。
注意点
気に入らニャイ
好みや警戒心から「bibi Nyan(ビビニャン)」を使ってくれない猫も多いようです。
その時は、いつも使っている爪とぎの近くに置いたり、猫が好きなマタタビを振りかけたりする工夫が必要になるかもしれません。
※我が家の「マサムネ」の場合、いつも使っている爪とぎの上に重ねて置いたところ、使い始めました。
猫の「癖」
猫の爪とぎは、個体によって使用頻度や力加減などに「癖」があり、そのため爪が均一に削れないことがあります。特に、親指の爪はヤスリに当たりにくく、削れにくい場合があります。
削りすぎに注意
爪の根元にあるピンク色の部分には、血管や神経が通っているので、爪が削れすぎていないか定期的に確認が必要です。削れ過ぎを防ぐために、必要に応じて使用を中止し、ヤスリのついていない通常の爪とぎに戻します。
※「bibi Nyan(ビビニャン)」の裏面にはヤスリがついていないため、通常の爪とぎとして使用できます
後ろ足
そもそも、猫は前足でしか爪とぎをしないため、後ろ足の爪は削れません。後ろ足の爪を切る必要がある場合は、従来の方法で切らなければなりません。
まとめ
今回、「bibi Nyan(ビビニャン)」を使ってみて、飼い主にとって大変便利で簡単だと感じました。この新しい爪とぎを使うことで、爪切りが苦手な猫のストレスを減らせたのではないでしょうか。
我が家の「マサムネ」の場合は、比較的早くこの新しい爪とぎに慣れてくれましたが、実際には「猫がなかなか使ってくれない」という声も多く聞かれます。
すべての猫が同じように使うわけではなく、猫によって好みや個体差があります。そのため、使い方や置く場所を工夫することが大切です。また、爪が削れすぎないように注意し、定期的に確認することも必要です。後ろ足の爪については、従来の方法で手入れする必要があります。
これらのメリット・デメリットを理解した上で使うことが重要です。
「bibi Nyan(ビビニャン)」は猫と飼い主の両方にとって便利な猫アイテムと言えるでしょう。猫の爪切りに苦労している飼い主さんに、ぜひ一度試してほしいアイテムです。
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