2019年、末っ子のツキカゲがトイレに出たり、入ったりを繰り返し…、そして血尿に…
膀胱炎になりました。
動物病院での診断結果は『特発性膀胱炎』でした。
そこで再発予防のために、私が取った対策や試したことについてお話ししたいと思います。
特発性膀胱炎とは?
特発性膀胱炎は原因がはっきりとわからない膀胱炎で、寒い時期の飲水摂取量の減少、環境や食生活の変化、ストレスなどがリスク要因とされています。
対策(特発性膀胱炎)
部屋の温度
これまでは、冬には電気代を節約するためにエアコンの使用を抑えていました。
しかし、寒い時期に膀胱炎が再発することが多かったため、エアコンを一日中稼働させ、室温を一定に保つことにしました。これにより、部屋の中の温度を一定に保つことができました。
ストレス軽減
猫がリラックスして過ごせるような空間づくりのため、猫フェロモン製品である『フェリウェイ』を試してみました。
この『フェリウェイ』はフェイシャルフェロモンF3類緑化合物をが含まれており、猫に安心感を与える効果があるらしいです。
トイレ
猫のトイレの掃除頻度を増やし、清潔に保ち、常に使用しやすい状態にしました。
私の場合、トイレの数を4つ(3匹で)にしています。システムトイレと通常のトイレの2種類使用しています。
飲み水
新鮮で清潔な水を常に提供し、複数の給水ポイントを配置することでアクセスしやすくしました。水の摂取量を増やすことで、膀胱の洗浄や尿の希釈を促進し、炎症の軽減に役立ちます。
これらの環境の改善が効果的だったのかははっきりしませんが、2021年の冬には膀胱炎の再発がなく、問題なく過ごすことができました。
しかし…
2022年の夏には膀胱炎が再発しました…
予想外なことに、この時の膀胱炎の原因は結石によるものと診断されました。
結石による膀胱炎とは?
尿中のミネラルなどが結晶化して固まり、膀胱内で結石が形成されることで引き起こされる炎症の状態です。
対策(結石による膀胱炎)
食事の見直し
動物病院から勧められた療法食『ヒルズ猫用c/dマルチケアコンフォート』を試してみました。
ミネラルの過剰摂取は、尿路内で結晶が形成されやすくなり、結果的に膀胱結石の発生を引き起こす可能性があります。そのミネラルのバランスを調整し、尿路内の結晶化を防ぎ、膀胱結石のリスクを低く抑えることが期待できるそうです。
水質の改善
水道水のマグネシウム・カルシウムを減少させ、猫に優しい軟水にするために、『お皿にPON』というセラミックプレートを使用しました。
セラミックが水と触れることで、水道水のミネラル成分を吸着し、軟水化する効果が期待されます。
サプリメントの使用
ストルバイト結石の予防に効果が期待されるクランベリーサプリを食事に混ぜたり、
抗炎症の効果があるとされるオリーブリーフのサプリメントも試しました。
まとめ
以上の再発予防の対策をしてから9ヶ月が経ちました。現在のところ再発はありません。
膀胱炎の再発リスクは常にありますが、リスクを軽減するために、寒さへの対策とストレス軽減、食事と水の管理などは今後も続けていきたいと思っております。
※ご注意※ 上記は私の経験談であり、個別の状況によって対策が異なる場合があります。獣医師との相談や診察を受けることを強くお勧めします。
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