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「総務省」を名乗る不審な電話に要注意!被害を防ぐための対策とは

「総務省」を名乗る不審な電話に要注意!被害を防ぐための対策とは 防犯・防災
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先日、「総務省監視管理室」を名乗る不審な電話がかかってきました。その時は電話には出なかったのですが、留守番電話にメッセージが残されており、自動音声ガイダンスで「こちらは総務省監視管理室です。このお電話は2時間後に利用停止となります。ご不明な点がある方は1番を押してください。」というメッセージが繰り返し流れていました。
このような不審な電話は、詐欺の可能性が極めて高いので注意が必要です

「総務省監視管理室」って実在する?

「総務省 監視管理室」という組織名が実際に存在するのか疑問に思うかもしれませんが、調べてみたところ、実際には「総務省 総合通信基盤局 電波部 電波環境課 監視管理室」という部署が存在しています。
【総務省 総合通信基盤局】

不審な電話の疑うべき点

では、不審な電話がかかってきた場合、どのような点を疑うべきでしょうか。

国際電話から発信

今回、「+1(〇〇〇)△△△-××××」という番号から電話がかかってきました。「+1」は国際電話の国番号(アメリカやカナダ)ですので、日本の行政機関である総務省が国際電話から発信するのは不自然です。常識的に考えて、あり得ないですよね。

国際電話から着信
国際電話から着信

総務省を名乗る

総務省が個人に直接電話をかけることはほとんどありません。仮に通信に何らかの問題が生じたとしても、通常は電気通信事業者(通信キャリアや通信回線事業者)から連絡が入るのが一般的です。違法な電波を発信しているなど特別なケースを除き、総務省から直接の連絡が来る可能性は低いでしょう。

考える時間を与えない

「2時間後に利用停止になる」といった急を要する内容で、すぐに対応を求められる場合、これは典型的な詐欺の手法です。相手は、あなたが焦って冷静さを欠くように時間的なプレッシャーをかけてきます。このような状況に直面したときは、まず深呼吸して落ち着き、冷静に判断することが重要です。
 

もし不審な電話がかかってきたら…

電話には出ない

知らない番号からの電話には出ないことが最も安全です。(万が一、知り合いからの電話であれば、留守番電話などでメッセージを残してくれるでしょう)
不審な番号から何度も繰り返しかかってくる場合は、着信拒否などの対策を取りましょう。

着信拒否
対策の一つ:着信拒否

すぐに電話を切る

万が一電話に出てしまった場合でも、不審に思ったらすぐに電話を切りましょう。詐欺電話の目的は金銭や個人情報を引き出すことなので、こちらからは何も答えず、速やかに電話を切ることを強くおすすめします。

情報を共有する

このような不審電話の事例を家族や友人にも伝え、注意喚起を広げましょう。多くの人が事前に知識を持つことで、少しでも被害を防ぐことができます。実際に被害に遭いそうになったり、不安がある場合は、速やかに警察など信頼できる機関に相談し、アドバイスを受けることをおすすめします。
 

まとめ

「総務省 監視管理室」など、実在する組織名を使った不審な電話は、個人情報を取得したり、金銭をだまし取ることが目的の可能性が非常に高いです。こうした電話は、緊急性を強調して冷静な判断をさせないようにすることが多いため、落ち着いて対応することが大切です。
知らない番号からの電話には出ないもし電話に出てしまった場合はすぐに切る、そして家族や友人に情報を共有して注意喚起をすることが、被害を防ぐためのポイントです。少しでも不安に感じたら、警察など信頼できる機関に相談し、適切な対処をしましょう。
※ 総務省からも注意喚起がされているので、ぜひ参考にしてください。【総務省職員を名乗る不審電話にご注意ください 】

このブログが、皆さんが不審電話に対する注意を促し、安全を守るための一助になれば幸いです。
 

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